2024年9月29日(日)に第2回救助資機材技能指導員養成課程が開催されました。
屋内訓練場で開講式が行われ、倒壊建物救出訓練と車両破壊救出訓練を屋外訓練場で行いました。
どちらの訓練も、大規模地震後の倒壊建物や交通事故により身動きが取れなくなった要救助者を、6名一組で救出するものでした。
倒壊建物救出訓練では、倒壊建物を模した模型を使って訓練を行いました。傾斜のある不安定な屋根の上でチェーンソーを使い屋根を切断し、狭い屋内で要救助者を保護し、運び出しました。
車両破壊救出訓練では、実際に車両の窓を割って車内に侵入したり、油圧コンビツールを用いてラッチやヒンジを破壊してドアを開ける訓練を行いました。
訓練は、救助隊の皆様の指導を受けながら行いました。いずれの訓練も、要救助者を迅速・安全に救出するためには、高度な知識と高いスキルが必要であると感じました。今回の訓練で得たものを、分団に持ち帰り、レベルアップを図ってまいります。
屋内訓練場での座学講習
建物模型を用いた救出訓練
狭い屋内での要救助者の保護と救出
ストライカーを用いて車両の窓を破壊
破壊した窓からの侵入
ヒンジ部分の破壊