飯能日高消防署屋外訓練場にて放水訓練を実施しました。
この日は新たに導入された『ミニストライカー』の使用方法と放水能力を体験します。
ミニストライカーは、そのまま背負って山林の中へ入ることができます。水利から通常のポンプで送水し、設置した水槽からミニストライカーで水を汲み上げ、山中で消火活動ができる軽量小型の可搬ポンプです。重さは9kg。
使用するホースは40mmとこれまた軽量なため、斜面等でも取り回し易く、その点からも
山林火災に向いている機械器具となります。
小さくても威力はしっかりと確保されている事がわかりました。
しかし、これを山の斜面(背圧損失)や40mmと細いホースの損失圧力を考慮しながら、火災現場では運用しなくてはなりません。
団員が身に着けてるオレンジのものは、ジェットシューターという背負式水のうで、残火や飛火に対応できるものです。その隣ではウォーターチャージャーからとても細いホースを伸ばして筒先から放水中。
暑さ対策だと言って、ジェットシューターの水を掛けていたのは、ここだけの話。
休憩後は可搬ポンプやポンプ車両を用いて、通常の放水訓練をしました。
新型ポンプ車両の安全性能の高さには驚きました。
消防団活動の中で、普段の仕事では知れないことを知り体験できることが、とても貴重な経験だなぁと改めて思います。
ここまで読んだ人は、きっと消防団に興味がある証拠!もう入団しちゃいましょう!